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アメリカ産の『黒いタキシードを着た紳士』と呼ばれるボストンテリア☆皆さんは知っていますか？ボストンテリアは日本とは限らず世界中で大人気のワンちゃんです☆有名芸能人も何人かの人がボストンテリアを飼っています。
今回はボストンテリアのシャンプーについて調査しました。正しいシャンプーの仕方やおすすめのシャンプーそして日頃のお手入れの仕方を紹介させていただきますね♪
Contents
ボストンテリアのシャンプーやお手入れについて
これからボストンテリアのシャンプーの仕方やおすすめのシャンプーを紹介しますが、その前にボストンテリアの毛質について理解しましょう♪
ボストンテリアの毛質はスムースコートと呼ばれ、ツヤツヤで、やや毛が固く短いのが特徴です☆毛の構造はダブルコートで、保温の役目をもつ下毛と毛足が長い上毛の2重構になっています。
ダブルコートのワンちゃんはシングルコートのワンちゃんに比べて抜け毛が多いです☆換毛期は特に抜け毛がかなり多いです。
ダブルコートのワンちゃんの場合は死毛(しもう)となった下毛をしっかりと取り除かなければカビや箘、寄生虫がつきやすくなり皮膚病になりやすくなります。また、もうひとつ気をつけなければならないのは、ボストンテリアの口の周りのシワは抜け毛や皮脂、汗がたまりやすいのです。
シワのところもしっかりとお手入れしないと臭いや皮膚病になりやすくなるのです☆
引用Youtubeシワのお掃除はワンちゃんにとっては苦手です。この動画を観てシワのお掃除の仕方をしてみましょう。また、パグになりますが、お手入れについてシワのお掃除や皮膚病、臭いについて詳しく載っていますので、参考に読んでみてください♪
ボストンテリアのお手入れ
ボストンテリアは被毛をきれいに保つだけでなく皮膚の健康を守るためにも定期的にシャンプーをして、毎日ブラッシングが必要です。
ブラッシングに使うブラシはラバーブラシと獣毛ブラシを使用しましょう☆はじめにラバーブラシで抜け毛や死毛(しもう)を取り除いてあげます♪
毛根が弱って、いずれ抜けてしまう毛のことです。
最後に獣毛ブラシをかけて被毛のツヤをあげて仕上げます♪
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ラバーブラシはマッサージ効果もあるし、シャンプーブラシにもなります♪
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短毛用の獣毛ブラシもあります♪
ボストンテリアは短毛でカットは必要ありませんし、定期的にトリミングへ連れてい行く必要もありません。しかし、きれいな状態に保つためには2ヶ月に1度はプロのトリマーにシャンプーをお願いすることをおすすめします☆
臭いが気になるようであれば自宅でもシャンプーすることはできます♪トリミングへ連れて行くのもお金がかかりますよね。後で自宅でのシャンプーとお手入れの仕方を紹介します♪
ジャックラッセルテリアですが、毛質やお手入れの仕方は同じですので、参考に読んでみてくださいね♪
皮膚病について理解しましょう！
ボストンテリアは皮脂の分泌が多く、体臭も気になります。あまりにも皮脂が多いと臭いだけでなく、皮膚病の原因にもなるのです☆皮膚病は1度かかると完全に治るのが難しく、長期間かゆかったり痛かったりとワンちゃんにとっては非常につらいのです。
ですから皮膚病にかかる前にブラッシングとシャンプーで予防してあげることが大切です☆もし、病気の兆候があらわれたら早めに病院へ連れて行きましょう！シャンプーをすることは皮膚や被毛を清潔に保つだけでなく、皮膚の状態をしっかりと確認する役目もあるのです。
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皮膚病がだいぶ良くなり、1ヶ月半ぶりのお風呂にご満悦のごまちゃんです♪
ボストンテリアがかかりやすい皮膚病
ボストンテリアがかかりやすい皮膚病を紹介します。
アレルギー性皮膚炎
ハウスダストやダニ、花粉などのアレルゲンが肌についたり、呼吸とともに吸い込んだりすることで発症する皮膚病です。
マラセチア皮膚炎
マラセチア属の酵母によって引き起こさせる皮膚病です。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)
被毛がべとつき、フケが多くなったり、体臭が強くなるのが特徴です。
アラカス症・毛包虫症(もうほうちゅうしょう)
イヌニキビダニという寄生虫が皮膚に入り込み、大量に寄生することで発症する皮膚病です。
これらの皮膚病をよく知ってください。
ボストンテリアにおすすめのシャンプー
体臭や皮膚病に気をつけたいボストンテリアの場合は天然成分由来のものやプロも使用しているような信頼性のあるシャンプー剤を使いましょう！では、人気の高い犬用のシャンプーを紹介します☆
ノバルサン
アメリカで開発された信頼ある薬用のシャンプーです☆殺菌作用が高いクロルヘキジンを配合され皮膚や被毛の殺菌効果があり、さまざまな皮膚炎に有効です。低刺激なのも特徴で子犬でも使用できます。
刺激が少ないし、子犬にも使えますから、安心ですね♪
APDC
オーストラリアの植物科学者と共同開発された、植物が本来もっている力を最大限に引き出したシリーズになっています。100％無農薬のティーツリーを主成分にユーカリ、シトロネラなど厳選された複数のハーブを使用しているのが特徴です☆
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皮膚が弱いワンちゃんにおすすめのシャンプーです♪
ラファンシーズ
犬のスタイルや皮膚の状態に合わせて選ぶことができるのが特徴です☆トリミングサロンなどでも多く使用されたシャンプーで、高品質のシャンプーとして定評の高いものになります。
引用インスタグラム
トリマーさんおすすめのラファンシーズのシャンプーとリンスです♪
ボストンテリアのシャンプーの頻度と注意点
ボストンテリアのかかりやすい皮膚病を理解したら次にシャンプーの頻度をお伝えします♪
適切なシャンプーの頻度
ボストンテリアの皮膚と被毛を保つためには月に1～2回、夏場は汗や皮脂の分泌が増えるので月に2～3回がちょうど良いです。
シャンプーの回数が多いと皮膚や被毛を保護するために必要な皮脂までも落としてしまうので、かえってダメージを与えてしまいます。もし散歩やドッグランへ行って体がひどく汚れた場合はシャンプー剤は使わないでシャワーやお風呂で汚れを落としてあげましょう。
目には気をつけましょう！
ボストンテリアの目を見ると大きくて出っ張り気味の目をしていますね。そのために怪我をしてしまうことがあります。目を怪我して傷を負ったままにしてしまうと、角膜炎など目の病気になります。ですからシャンプーをする際は目の中に水やシャンプー剤が入らないように気をつけましょう。
目やにや涙が多い場合はお湯で濡らしたコットンやガーゼで拭いて、目のケア専用のローションを使用してきれいにします♪目の周りをケアするときはシワの間も綿棒などを使用してきれいにしましょう。
自宅でできるシャンプーの仕方
では、自宅でもできるシャンプーの手順や注意点を紹介します♪シャンプーやブラッシングだけでなく、健康チェックやスキンシップも兼ねています☆
手順1、ドライヤーやお風呂場に慣らす
シャンプーはもちろん、ドライヤーの音が嫌いなワンちゃんは多いです。シャンプーをする前に色々な物や人、環境に慣らしていく時期にドライヤーやシャワーの音やお風呂場にも少しずつ慣らしてあげる必要があります☆
手順2、シャンプーの前にブラッシング
ブラシやコームを使って、被毛をしっかりとかしてあげます。余分な抜け毛や毛のもつれや毛玉がある状態でシャンプーをすると、泡立ちが悪くなり、毛が固まってほぐしづらくなります！
ブラッシングするついでに皮膚に異常はないか、健康チェックも兼ねて皮膚の状態を確認しましょう☆
手順3、シャンプー前に耳掃除もします
軽くてかまいませんからシャンプー前に耳掃除もしましょう。シャンプーの後も耳掃除をします。
引用Youtube耳掃除もワンちゃんにとっては苦手です。この動画を観て耳掃除をしてみましょう♪
手順4、肛門絞りをします
絞る際は親指と人差し指で肛門腺があるあたりをつまみ、奥から外側へ、かつ下から上へ押し出すような感じで絞り出します。もし、うまくいかないようでしたら、動物病院やドッグサロンで定期的に絞ってもらいましょう☆
引用Youtubeトリマーさんによる肛門絞りのやり方です。是非、参考にしてください。
手順5、お湯をかけておしりから洗って、顔周りはさいごに洗います
人間がちょうど良いと感じる温度よりぬるめのお湯を使用します(35～37℃ぐらい)初めてシャンプーする際はおしりから首の方へ向かってかけていきます♪十分に濡らした後に体の後ろから頭部へ向かって洗います☆
手順6、優しくマッサージするように洗います
シャンプー剤をよく泡立てて、爪を立てないように指の腹で揉むように優しく洗いましょう☆シャンプー用のブラシを使用するのも良いです♪
手順7、顔や頭部は慎重に洗いましょう
顔や頭部は繊細な部分なので慎重に洗いましょう！目の周りを残して手早く頭や耳、口の周りを洗い、最後に目の周りを洗ったら、素早く目の周りの泡から洗い流します☆
耳は中にお湯が入らないように、脱脂綿を耳の中につめて、指で耳を塞ぐようにお湯をかけていきます。顔を洗い流すときは犬の鼻を少し高くしてお湯をかけていきます☆
手順8、泡が残らないように洗い流します
顔と頭部の泡を洗い流した後は、首からおしりの方へと全体の泡を洗い流していきます。泡が残ったままだと皮膚に炎症が起こることもあるので、被毛の中や皮膚に泡が残っていないか確認しながら泡を落とします☆
シャンプーを終えた後、必要であればリンス、コンディショナー、トリートメントなども行い、しっかり泡を落とします☆
引用Youtubeトリマーさんによるシャンプーの仕方はとても参考になります。
手順9、ドライヤーで乾かす
シャンプー等終わったらタオルでしっかりと拭き取り、耳の中も水分が残っていないかチェックして、水分が残っているようなら、綿棒や脱脂綿を使用して軽く拭き取ります☆
引用Youtube自宅でもできるドライヤーのかけ方の動画です。
仕上げはドライヤーで乾かしますが、ドライヤーの温風が目に当たったり、同じ箇所に長時間当て過ぎないように気をつけましょう！被毛が乾いたら全身をブラッシングします。また、爪が伸びていたら爪切りをして、耳掃除もして、目の保護として目薬をさします。
引用インスタグラム
う～ん！いい湯だな～！
引用Youtubeこの子は大のお風呂好きです♪
ボストンテリアの抜け毛対策
自宅でのシャンプーの仕方を紹介しましたが、ボストンテリアは抜け毛が多いので、ブラッシングのほかに抜け毛を予防する対策を紹介します♪
- 日中に散歩などお出掛けするときにお出掛け用の服を着せる
- 室内でも着心地、通気性の良い部屋着を着せる
- 梅雨時から夏にかけての時期はクールベストやTシャツを着せる
洋服を着せるときどうしても服の中が蒸れると、皮膚病になりやすくなるので、着せっぱなしにしないで、こまめに着せ替えましょう☆
引用インスタグラム
ボーダーTシャツなかなかお似合いですね♪
引用インスタグラム
散歩やドッグランへ行くときはこんな感じでおしゃれするのも良いですね♪
引用インスタグラム
この服良いでしょう～！
まとめ
- ボストンテリアは抜け毛が多いです。
- ボストンテリアのシャンプーは月に1回ですが、夏場は月に2～3回必要です。
- 普段のお手入れは毎日ブラッシングしましょう。
- ボストンテリアがかかりやすい皮膚病を理解してください。
- シャンプーをする際は目の中にシャンプー剤や水が入らないように気をつけてください。
- 抜け毛を予防する対策はブラッシングのほかに犬用の服を着せることです。
皆さん、いかがでしたか？トリミングへ連れて行ってシャンプーをすると、経済的に大変ですから、自宅でのシャンプーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか？シャンプーをしないときはブラッシングを毎日行って、愛犬の健康チェックも忘れずに行いましょう！
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