みなさんは、「キャバリア」というワンちゃんを知っていますか?ときどき散歩しているところを見かけますが、毛が長くて、目が大きくて、くりっとしているのが特徴の可愛いワンちゃんですよね☆
今回は、キャバリアついて色々とお話したいと思います♪特に、長生きの秘訣やギネスの最高年齢の記録があるのか、などなど気になって調べてみたのでぜひご覧下さい!また、キャバリアの動画や写真もありますので、そちらも見てみてくださいね☆
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キャバリアの寿命はどのくらい?最高齢ギネスはあるのか!?

キャバリアの平均寿命は9~14歳といわれていますが、それ以上生きているキャバリアはいるのでしょうか?一生懸命探してみたら、長生きのキャバリアが見つかりましたよ!ギネス記録には載ってはいませんが、17歳と4ヶ月まで生きたオスのキャバリアがいたのです☆
その犬の飼い主さんは愛媛県在住で、ご夫婦ともにキャバリアが大好きです♪残念ながら、そのキャバリアは2015年1月に旅立ちました。ほかにも、メスのキャバリアがいたのですが、2018年7月に11歳で旅立ちました。
さらに、鹿児島県在住のキャバリアが2018年4月に16歳になりました!その飼い主さんも過去にキャバリアを飼っていて、最初に飼っていたキャバリアも16歳まで生きていたそうです♪その飼い主さんは、食事にはとても気をつかっていたそうです。

キャバリアの寿命を考え、長生きさせるための対策は?
キャバリアをすでに飼っている方・キャバリアをお迎えする予定の方・キャバリアを飼いたいと思う方に、どうしても知ってもらいたいことがあります。それは、キャバリアの寿命のことです。
いつか訪れる愛犬との別れ・・・。それを考えると本当につらくなりますが、これは絶対に避けられないことですよね。でも、その悲しみを乗り越えて愛犬と少しでも長く暮らしたいし、楽しい思い出をたくさん作りたいですよね♪
ですから、少しでも長生きさせることを考えて、悔いのないように愛犬にたくさんの愛情をささげませんか?皆さんと愛犬との幸せな生活が長く続いていくように、長生きするための秘訣を伝えていきますね♪
- 室内で飼うこと
- お留守番がストレスにならないように、慣れさせること
- 散歩やドッグランへ連れて行ってあげること
まず、キャバリアは室外で飼うのには向いていません!蚊やノミなどの害虫や騒音や天候、気候などのストレスが寿命に大きく関わるのです。もともとキャバリアは心臓が弱い犬種なので、気温差の少ない室内で飼うようにしてあげてください♪
また、キャバリアの性格にはさみしがり屋なところがあるので、飼い主さんからずっと離れないこともあるのです。しかし、飼い主さんが愛犬を自立させることも必要です!お留守番がストレスにならないように、少しずつ一人の時間を作って慣れさせてあげましょう☆
キャバリアは好奇心旺盛で社交的なので、家に閉じこもってばかりだとストレスが溜まってしまいます。いろいろな場所へ散歩に出かけたり、ドッグランへ連れて行ってあげると喜んでくれますよ☆ストレスを溜め込まない生活は、愛犬の寿命を伸ばすことにつながります。
室内で飼う時は十分注意しよう!

キャバリアを室内で飼うにあたって、注意しなければならないことをお話ししますね☆
室内温度に注意しよう
キャバリアは室外は向いていないということですが、実は意外にも寒さには強いのです!その分夏の暑さには弱く、熱中症にもなります。室温は23~25℃がちょうど良いです♪また、梅雨の時期も注意しましょう。キャバリアが寒さに強いといっても、冬は寒くて震えてしまうので、ペットヒーターを用意してあげることをおすすめします♪
室内では床に注意しよう
フローリングは大変滑りやすく、関節を痛めたり骨折などの原因になります。コルクマットやペット専用のすべり止めのマットを使用して、関節への負担を減らしてあげましょう!キャバリアの場合は、関節への負担がひどくなると骨折や病気につながるのです。
キャバリアは好奇心が盛んなので、コルクマットをかじることで誤って飲みこんだりする可能性があります!愛犬の性格や個性に合わせてコルクマットの素材を選ぶようにしましょう♪
また、キャバリアは明るく遊ぶことが大好きな性格なので、室内で事故にあったり、けがをする恐れがあります。安全に運動をさせるために『おすわり』や『待て』などの基本的なしつけをさせて、飼い主さんが監視しながら運動をさせることが大切です♪
運動は、キャバリアの寿命に影響して健康に良い効果があります☆性格や状況に適した運動をさせましょう♪
パーソナルスペースの必要性
キャバリアはコミュニケーションが大好きな性格で、人と遊ぶことが大好きです♪でも、犬の本能がなくなったわけではありません。本能的に薄暗い場所で休もうとするのです。しっかりしたケージを用意してあげましょう!
家で過ごすときのポイント♪
家で過ごすときは、次のことを必ず守ってくださいね♪
- 常に部屋の中で自由にさせておかないようにする
- 必ずパーソナルスペースだけで過ごす時間を設ける
なぜこの2つを守らなければならないかというと、来客時や留守電、お出かけ、災害時に限られたスペースで過ごさなければならない状況に対応できるようにするためです!そうすることによって自立心が身につく他にしつけもしやすく、よりいっそう関係性が築けるのです♪
健康管理とかかりやすい病気について
肥満もキャバリアの寿命に大きく影響します!キャバリアは体が小さいわりには食欲があり、太りやすい体質です。間食は特に気をつけましょう。
食事の管理が重要です☆
キャバリアの食事に気をつけなければならないポイントはこちらです☆
- 環境や年齢、体重に対応した総合栄養食のドッグフードを選ぶ
- パッケージに記載されている給与量を守る
- おやつや間食は1日に与えるドッグフード量の10%以内にする
食事はキャバリアの健康に大きく影響します。ドッグフードの原料や食事の量と時間が不規則だと体調を崩しやすいのです。
そして、毎日同じドッグフードを一定の量を食べさせることが大切です。そこで、皆さんにおすすめしたいドッグフードは、馬刺し専門店と獣医師の共同開発で作られた『馬肉自然づくり』です!高タンパク低脂肪で栄養価が高いので、今注目されているドッグフードなんですよ☆
また、人間が食べているものと犬が食べているものは味が違います。人間が食べている食べ物は塩分が過剰に含まれているので、犬にとっては味が濃いのです。人間の食べ物を食べさせると、キャバリアの寿命を縮める可能性が高いということを知っておいてください♪
キャバリアの体に良いドッグフードについては、今あげているドッグフードは愛犬の体を考えて選んでいますか?にまとめています。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
また、食事の管理のほかに排泄物にも気をつける必要があります。いつもと排泄物が違うということは病気のサインの可能性があるのです。
肥満は食事だけでなく、運動をさせることによっても予防や改善をすることができますよ♪
適度な運動とは?
適度な運動はキャバリアの健康を守っていく上で重要なことで、ストレス解消させるために大切なのです♪散歩の時間は30分を1日に2回程度で大丈夫です♪天気の良い日の散歩は、キャバリアにとって飼い主さんとのコミュニケーションであると意識しておきましょう♪
ただし、気をつけなければならないのが気温です。特に暑さには弱いので、散歩時は体の異変に注意しましょう。毎日の散歩で愛犬の体調チェックしておくことで、病気の早期発見につながり、愛犬が長く生きる秘訣なのです!
引用インスタグラム
スヤスヤ。どんな夢を見ているのかな?寝顔が可愛い写真ですよね♪
キャバリアがかかりやすい病気
キャバリアを長生きさせるために、かかりやすい病気を知ることも大切です。
キアリ様奇形(きありさまきけい)
後頭骨の先天性の奇形です。キャバリアが若いうちから見られることが多く、片側の耳の周りや首の片側をかいたり、首を一方的に曲げた状態でいます。これが悪化してしまうとけいれんや脳障害を起こすことがあります。
現在、この病気は確実な治療法が確立できていないのです。薬によって脳と脊髄の圧迫を抑え、痛みなどの症状を改善させていきます。
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
小型犬で最もよくみられる心臓病です。特に、老犬のキャバリアに多いです。この病気は左心房から左心室に血液が流れる時に通過する弁に異常が起こる病気です。この病気が進行すると肺水腫になり、咳が悪化し、ひどくなると呼吸困難になります。
治療法は心臓を補助する薬と、咳をコントロールする薬を投与します。また、体重管理や食事療法のケアを生涯続けていくことになります。これらのケアを続けていくことで進行を遅らせることができます。
白内障(はくないしょう)
水晶体という目のレンズが、白くにごって視力障害を起こす病気です。加齢に関係していますが、キャバリアの場合は若いうちになりやすく、遺伝も関係しています。日常生活の中で発見するのは難しいです。視力を失うと物にぶつかりやすくなり、歩きたがらなくなります。
白内障と診断されたら、点眼治療を行うことで、進行を遅らせることができます。視力を失ってしまった場合は手術で視力を取り戻すこともあります。手術に関しては先生としっかり話し合いましょう。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
ひざの曲げ伸ばしに関わる骨がずれる病気です。この病気も、遺伝に関係があります。この病気の症状は軽度であればスキップのような歩き方をしますが、重症化すると足を伸ばしたり、着地できなかったり、後ろ足が変形してしまいます。
この病気の治療法は、年齢と症状を考慮しながら決めます。リハビリや体重管理をしたり、足の状態によって手術することもあります。
糖尿病(とうにょうびょう)
この病気もキャバリアに多く、多飲多尿、過食の症状があらわれ、吐いたり、やせてきます。この病気はインスリンの働きが悪くなり、血液中の糖が多くなる病気です。
遺伝だけでなく、肥満や感染症、膵炎などたくさんの要因が重なって発症するのです。この病気は完全に予防するのは不可能です。普段の生活で食事と運動に注意して肥満に気をつけることが大切です。

愛犬を病気から守る対策は?
皆さんが愛犬をこのような病気から守るには、どのように対策するべきか見てみましょう♪
- 定期健診を受ける
- 日頃から愛犬の健康チェックを行う
- 肥満を防ぐために食事の管理をする
- 適度に運動させる
- 散歩をさせたり、飼い主さんのスキンシップによってストレスを解消させる
この中で最も大切なことは定期健診です!普段から、愛犬の健康チェックをしていくようにしてください♪
スキンシップは、愛犬を健康で快適に長生きさせる大切なことです♪日頃からのブラッシングなどでお手入れをしてあげて、マッサージもするのも良いでしょう。愛犬にとって大好きな飼い主さんに触れあってもらうことが幸せで心地よい時なのです♪
愛犬の体にふれる機会をたくさん作ってくださいね♪ブラッシングをするときに使うブラシは、『ラバーブラシ』がおすすめです☆このブラシで毛並みを整えられることはもちろん、マッサージ効果もあるのです♪
また、キャバリアの耳はたれていて長い被毛で覆われているので、蒸れやすく空気の通りが悪いです。耳の中に汚れがたまりやすいので、外耳炎などの病気になってしまうことがあります。耳の病気を防ぐために、定期的に耳のお手入れもしてあげてくださいね♪
こちらはマルチーズに関する記事ですが、長生きの秘訣や病気から守る対策や、かかりやすい病気について詳しく書かれてありますので、ぜひ参考にしてみてください♪
マルチーズの寿命はどのくらい??我が子を心臓病から守ろう!!

キャバリアってどんな犬?

みなさんは、キャバリアの正式名を知っていますか?キャバリアの正式名は、『キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル』といいます!とっても長い名前ですよね♪
最後に、キャバリアの特徴や魅力について紹介しますね☆
- 正式名:キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
- 原産国:イギリス
- サイズ:小型犬
- 体高:31~33cm
- 体重:5~8kg
- 体型:垂れ耳で、目が大きく、額は平らで、口先が長め
なるほど~!でもこれだけでは分からないので、もっと詳しくキャバリアの歴史や正式名の長さの理由などについてお話しますね♪
キャバリアの歴史
スパニエル犬種は本来は狩猟犬で、イギリスの王室では色々なスパニエル犬種を飼っていたようです☆特に、チャールズ1世と2世にとても愛されていたようですね♪ 当時は、コッカースパニエルという犬種に外見がよく似ていました。
19世紀に、小型のスパニエルと東洋の鼻ペチャの犬を交配させて、短物のスパニエルが作られました!この時に生まれた犬種は、キング・チャールズ・スパニエルと呼ばれるようになったのです♪
このキング・チャールズ・スパニエルは英国の王族や貴族、資産家たちに愛されていましたが、いびきがうるさく病弱であったようで、それを見かねた愛好家が古いタイプのスパニエルを残すために運動をはじめました。支援者であるアメリカの資産家が賞金を出して、繁殖家たちが交配を始めたのです!
こうしてキング・チャールズ・スパニエルに、中世の騎士を意味するキャバリアの名を冠して、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと命名されたのです♪
キャバリアの歴史や特徴についてお話ししましたが、キャバリア性格についてはこちらの記事に詳しく書いてあるので、ぜひ読んでみて下さいね!

キャバリアの可愛い動画♪
では、「人懐っこくてかわいい!キャバリア映像集」を見てみましょう♪
引用Youtube
キャバリアの多頭飼いですね♪ たくさんのキャバリアたちが笑顔で駆け寄ってきて、本当にかわいいですね☆
そのお話をする前に、もうひとつキャバリアの動画を観てみましょう♪ キャバリアのかわいさと、飼い主さんに対する信頼感が感じられますよ。
引用Youtube
いかがでしたか?飼い主さんとの信頼感や愛情を強く感じられたと思います☆しかし、すごくむせてましたね(笑)
まとめ
- キャバリアの平均寿命は9~14歳ですが、寿命をそれ以上に長くさせることができます!
- キャバリアは体調や生活環境、食事面はしっかりとした管理が必要です。
- 人間が食べているものは与えないようにしましょう!
- 愛犬とのスキンシップを大切にしましょう☆
- 定期的な健診や日頃からの健康チェックが大切です!
顔は可愛いし、遊び好きで人懐こい性格のキャバリアについて色々お話しましたが、一緒に暮らして長生きさせるためにはかなり細かなことに気を配る必要があるんですね。
愛犬の健康を守るためには、飼い主さんの愛情が必要です。皆さんの愛情で、ワンちゃんたちに素晴らしい犬生を送らせてあげてくださいね♪