テレビCMや映画で活躍し、海外だけでなく日本でも根強い人気を誇るジャックラッセルテリア☆外を歩いていても、散歩しているジャックラッセルテリアをよく見かけますよね!
ジム・キャリー主演のコメディ映画「マスク」では主人公の相棒として大活躍し、一躍有名になりました☆そんなジャックラッセルテリアの中でも、種類が3つあるって知っていましたか?
今日は、ジャックラッセルテリアのラフ・ブロークン・スムースの違いについて紹介していきたいと思います!ジャックラッセルテリアを家族に迎えようと考えている方、必見です☆
Contents
ジャックラッセルテリアのラフ・ブロークン・スムースの違い
ジャックラッセルテリアのラフ・ブロークン・スムースの違いってどこにあるのでしょう?それはズバリ、毛質の違いにあります!
ジャックラッセルテリアの毛は、ダブルコートと呼ばれる二重構造になっています☆細くて短い下毛をアンダーコートといって、体温調節に役立っています。太くて長い上毛はオーバーコートといって、怪我などから体を守ってくれているんですよ!
ラフ・ブロークン・スムースの違いは、オーバーコートで見分けることができます☆それぞれ写真付きで紹介していくので、毛質の違いに注目してみましょう♪
ラフの毛質
ラフの毛は量が多く、少しカールしているのが特徴です。なめらかな手触りで、抱くとフワフワしていて気持ちが良いですよ☆全身が長い毛で覆われているので、かわいらしいイメージです♪
引用 インスタグラム
ラフの長い毛をカットすると、ガラッとイメージが変わります!!飼い主さん好みのスタイルにトリミングできるという楽しみがありますよ♪
ジャックラッセルテリアは抜け毛が多い犬種ですが、ラフは3種類の中で一番抜け毛が少ないです。少しでも抜け毛の少ないジャックラッセルテリアを探している方は、ラフを選んでみましょう!
また、ラフは20%くらいの確率でしか生まれてこないのでちょっぴり希少な存在です☆なんだか特別感がありますね!
ブロークンの毛質
ブロークンには、長い毛と短い毛の両方が混ざって生えています。なので、毛が長くて多いラフと、次に紹介する毛の短いスムースの中間のようなイメージです☆
引用 インスタグラム
なんだか、ぬいぐるみのような毛をしていてかわいいですよね!同じブロークンでも、その犬によって毛質が柔らかかったり硬かったりと個性が出るようです。
ブロークンは、ジャックラッセルテリアの中で一番多くみられる毛質です。あごの下のモサモサした感じなんて、ザ・テリア!ってイメージですよね☆
スムースの毛質
スムースには数mm~1cmのとても短い毛が生えていて、なめらかで少し硬めの毛質なのが特徴です☆映画「マスク」で名演技を見せてくれたマイロという犬は、このタイプです!
引用 インスタグラム
ラフやブロークンと比べると、スマートでマッチョなイメージですね!触るとスベスベしていて気持ちが良いですよ♪ 毛が短いのでトリミングの必要はなく、シャンプーが楽なのも飼い主さんには嬉しいポイントですね☆
また、同じスムースでも販売店によってスムースと長めスムースの2種類の表現があります。これは、原産国のイギリスと日本の気候が違うため、毛が長めのスムースが生まれてくることがあるからだそうです!
ジャックラッセルテリアの子犬を選ぶときの注意点
ジャックラッセルテリアは、成犬になるにつれて毛質や色が変わってしまうことがあるようです!「子犬の頃はスムースっぽかったのに、成長すると毛が伸びてきた」という声や、「模様が広がってきて、子犬の頃の顔とイメージが変わった」という声をよく聞きます。
ジャックラッセルテリアが成長していくにつれて、下の3つのような変化が現れやすいです!
- タン(茶色)の濃さが、薄くなっていく
- 顔の模様が広がっていく
- ブレーズ(眉間から額にかけての白い模様)が細くなっていく
ジャックラッセルテリアは生まれる子犬の外見を予測しにくい犬種なので、公認された雑種と呼ばれています。両親がスムースなのに、誕生した子犬はラフやブロークンだったなんてことも、よくあるんですよ!
なので、販売されているジャックラッセルテリアの子犬の毛質はブリーダーの長年の経験から予想して表記していることがほとんどです。
- スムース予想→スムースまたはラフになる
- ラフ予想→ラフまたはブロークンになる
- ブロークン予想→高確率でブロークンになる
「どうしても目当ての毛質のジャックラッセルテリアが飼いたい!」という方は、生後6ヶ月以上のジャックラッセルテリアを選ぶと良いです!生後6ヶ月を過ぎた頃にはある程度成長しているので、毛質を確定できるようになっています♪
ジャックラッセルテリアの毛色
ジャックラッセルテリアのラフ・ブロークン・スムースには、毛質以外の違いはほとんどないと言ってもいいです。でもやっぱり、毛色によって外見のイメージってガラッと変わりますよね!次は、ジャックラッセルテリアの毛色の種類について紹介していきますね☆
ホワイト&タン
ジャックラッセルテリアの毛色の中で一番多いのが、ホワイト&タンです。ジャックラッセルテリアといえば、この色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか♪
引用 インスタグラム
全体的にホワイトカラーが主になっていて、顔や体に一部にタンが入っています!濃い茶色から薄い茶色まで、いろんな茶色をまとめてタンと呼びます。成長と共にタンが薄くなることがあるので、変化を楽しみながら育てることができますよ☆
トライ(ホワイト&タン&ブラック)
3種類の色の毛で覆われているカラーを、トライといいます。ホワイト&タン&ブラックも全体的にホワイトカラーが主になっていて、顔と体の一部にタンとブラックが入っています♪
引用 インスタグラム
トライカラーの色の入り方はみんな違っていて、バラエティ豊かです!ブレーズ(眉間から額にかけての白い模様)があったりなかったり、広かったり狭かったり、個性豊かです☆また、片目だけにタンやブラックが入った柄をパンチ、またはアイパンチと呼ぶようです♪
ホワイト&ブラック
ホワイト&ブラックはめずらしい毛色なので、希少な存在です!このカラーも全体的にホワイトが主になっていて、顔や体の一部にブラックが入ります♪
引用 インスタグラム
子犬の頃はホワイト&ブラックでも、成長するとトライに変化するジャックラッセルテリアも結構いるようです。このカラーも、成長と共に変化を楽しみながら育てることができますね☆
ホワイト
ホワイトはとってもめずらしい毛色なので、あまり見ることができません!全身が白い毛で覆われていて、美しい姿をしています♪
引用 インスタグラム
見事なホワイトですね~☆とても希少なので、写真を探すのも一苦労でした!(笑)ホワイトのジャックラッセルテリアを見つけたら、なんだか幸せになれそうですね♪
ジャックラッセルテリアのお手入れ方法
ジャックラッセルテリアの毛質によって、お手入れ方法はそれぞれ違います。ジャックラッセルテリアがかかりやすい病気はあまりないと言われていますが、皮膚の病気になりやすい体質のようです!普段から皮膚のケアには気を付けてあげましょう♪
ラフ・ブロークンのお手入れ方法
毛の長いラフやブロークンは、毛が伸びすぎると転んでしまうことがあるので切ってあげることが大切です。定期的にトリミングに通いましょう!
引用 YouTube
上の動画は、バリカンを使ったおうちでのトリミングの様子です☆おうちでのトリミングを考えている方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!マルチーズのカット方法!!自分で基本のカットに挑戦しよう☆
スムースのお手入れ方法
毛の短いスムースにはトリミングの必要はあまりないですが、毎日ブラッシングをしてあげましょう♪ ラフやブロークンにもブラッシングは必要ですが、抜け毛の多いスムースにとってブラッシングは特に重要です!
- 毛並みを整える
- ホコリや花粉などを取り除ける
- ノミやダニの予防ができる
- 皮膚病を早く発見できる
- 血行促進になる
- スキンシップがとれる
ブラッシングをすると、こんなに良いことがいっぱいです♪ 最低でも週に2~3回のブラッシングで、ジャックラッセルテリアの皮膚病になりやすい体質をカバーしてあげましょう!
シャンプーの方法などを含めた、もっと詳しいお手入れ方法についてはこちらの記事をご覧になってくださいね☆ジャックラッセルテリアの毛質と正しい毛の手入れ方法とは!?
まとめ
- ジャックラッセルテリアには3種類あり、毛質の違いで見分けることができる
- ラフの毛は長くてスムースは短く、ブロークンはその中間のような毛質
- ジャックラッセルテリアの子犬は、成長するにつれて毛質や模様が変化することが多い
- 生後6ヶ月を過ぎると、毛質や模様を確定できるようになる
- 皮膚病になりやすい体質のジャックラッセルテリアには、ブラッシングが有効
いかがでしたか?ジャックラッセルテリアのラフ・ブロークン・スムースの違いは、毛質にあったんですね!子犬の頃に毛質を確定するのは、ブリーダーさんでも難しいみたいです。
ジャックラッセルテリアは、毛質や模様の変化を楽しめる犬種です!バラエティ豊かなので、あなたの好みにあったジャックラッセルテリアを選んでみてくださいね☆
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