フランス生まれのパピヨンは中世の貴族に愛されていたワンちゃんでした☆あの!ベルサイユの薔薇(ばら)に登場していた有名なマリーアントワネットもその一人でした!パピヨンって美しくて、足と手が細くて、優雅ですよね~♪
なんといってもトレードマークである大きな耳!パピヨンの耳をよーく見てみると何かの形に似ていませんか?そう!蝶々です☆パピヨンはフランス語で『蝶々』という意味なんです!本当にパピヨンって気品がありますよね♪
今回はパピヨンのオスの寿命について調査をしました!パピヨンの平均寿命は12~15年といわれています!人に例えると70~80歳ほどです☆パピヨンの寿命はオスとメスでは寿命の差があるのか調査しました☆
パピヨンのオスの寿命について
犬全体の平均寿命は10~13歳といわれていますが、パピヨンはどちらかというと長生きな傾向があります☆
オスとメスとでは差が出るのか?
パピヨンはオスとメスで寿命に差が出ることはないようです☆人間の場合は男性の平均寿命が80歳に対して、女性は86歳です☆6歳も違うんですね~。ワンちゃんは人間の男女のような寿命の差が出ることはないといわれています☆
今、犬の寿命が長い!
犬の寿命は犬種や個体差によって大きく違います☆ずっと昔ギネス記録で登録されている世界一長生きした犬がいました。その犬はなんと!29歳と5か月と30年近く生きたのです!実際は20年以上生きることはめったにないそうです☆
犬は体が小さい方が長生きする傾向があるのです。パピヨンのような小型犬は12~15歳です♪パピヨンの寿命は小型犬の中では平均的な数値となります。また、日本では小型犬を飼っている人の割合が多いため、平均寿命は14歳と高くなっています☆
パピヨンの寿命が昔に比べて延びているのは、動物に関する医療技術が進んでいることとドッグフードの品質が改良を重ねて栄養バランスが整ったものが増えてきたからだと考えられています☆だからといって、すべてのパピヨンが寿命が延びるとはかぎりません。
実際に飼っているパピヨンの寿命が平均寿命より短くなるか長くなるかは、飼い主さんの愛犬に対する健康管理の役割を果たすことができる力が大きいです☆
引用Youtube19年間本当によく頑張ったね!
犬の老化現象
あなたの愛犬が年を取っていき、何かいつもと様子がおかしいと気づきましたか?これらのチェック項目に当てはまっていることがあったら注意しましょう☆
- 歩いていて物にぶつかるようになった
- 階段の昇り降り、段差を避けるようになった
- 睡眠時間が増えた
- 急に食欲旺盛になった、または食欲不振になった
- 口臭が強くなった

毎日一緒に過ごしていると、飼い主さんは愛犬の変化に中々気づきにくいものです。犬の老化は突然やってくるものではなく、少しずつ進行します。
睡眠時間が増える
年を重ねるにつれて睡眠時間が長くなる傾向があります☆夜だけでなく、昼間でもひんぱんに眠っているようだったら、老化のサインと考えられます。お気に入りのおもちゃなどに興味を示さず、眠ることを優先する様子も老化を表す症状です。
引用インスタグラム
- 気持ち良さそうに寝ていますね♪
段差を嫌がる
年を重ねると階段や段差を前にすると、昇るのをためらう行動を見せます。また、老化による筋肉の衰えや関節の痛みがあげらるます。老化だけでなく、腰や足に別の原因で不調が起きているケースも考えられます。
散歩の時間が短くなる
散歩に行ってもすぐ家に帰りたがるしぐさを見せるのも老化のサインです。長時間の散歩は老化が始まった犬にとって予想以上の負担をかけます。散歩時の歩き方がいつもと違っていたり、尻尾が下がっている等愛犬の小さな変化を見逃さないことも大切です☆
食欲の変化
犬によって食欲が旺盛になったり、食欲が不振になったりします。ホルモン関係の病気が原因の場合もありますので、獣医師に相談しましょう。食欲不振は運動量が減ることによって胃酸や消化液分泌が少なくなり、さらに胃腸も働かなくなります。そのために食欲不振になります。
食欲旺盛についてはかまってほしい気持ちやわがままな気持ちからきているのかもしれません。他には味覚や嗅覚が変化して食の好みが変わるのも老化犬の特徴です。
引用インスタグラム
年を取っても食欲はありますね♪
口内・目・皮膚・被毛・環境の悪化
愛犬の口臭が強くなったら、老化による歯周病の疑いがあります。老犬が歯周病になりやすい確率は高いです。飼い主さんが日頃から愛犬の歯や歯茎など口の中をチェックすることが大切です☆他にも目ヤニや耳垢が増えたり、皮膚や被毛の変化など老化のサインがあらわれます。
引用Youtube19歳を迎えても頑張っています☆
元気に長く暮らしていくためには?

老化の兆候(ちょうこう)を見逃さないように早めに対処してあげることが、愛犬との寿命を延ばしていくことにつながります☆
定期的な健康診断と適度な運動
明るく活発なパピヨンですが、シニア期になるとさまざまな病気になりやすくなります☆主に心臓病や関節の痛みです☆
- 定期的な健康診断
- 適度な運動
この二つは必ず行いましょう!特に運動はストレスを解消させるための気分転換になり、血行が良くなります☆また、脳の活性化や代謝をアップさせることにつながります☆
食事の管理
パヒヨンの毛並みは本当に美しいですよね♪特にトレードマークである長い耳☆そんなパピヨンも年を取れば毛がうすくなったり、筋肉も衰えてきます。また、食事のペースや消化・吸収機能、能力も低下します。ドッグフードもシニア向けのフードに切り替えるなど栄養管理にも十分注意しましょう☆
View this post on Instagramどんだけ~~~☝✨ ほんとにやばい薬入ってないよね??(笑)😂 。 。 #パピヨン#パピヨン老犬 #パピヨンシニア#パピヨン多頭飼い#わんちゅーる
引用インスタグラム
一生懸命わんちゅーるを食べてますね♪
以下はパピヨンのごはんの量や必要な栄養素がわかりやすく載っていますので、読んでみてくださいね♪
愛犬とのコミュニケーションを大切に
老犬になるとお部屋の中でゆっくり過ごす時間が多くなります。そんな老犬のためにゆっくり休むことができる環境を用意してあげるようにしましょう。かつて明るく活発なパピヨンも動きが緩(ゆる)やかになります。
また、吠えなくなったり、おもちゃにも興味を示さなくなったりなど心の変化によって老化が進んでいることもあります。ゆっくり休める環境の中でも、愛犬とのコミュニケーションを大切にしましょう☆
シニア期に気をつけるべき病気
前回、パピヨンになりやすい病気についてお話ししましたが、シニア期に気をつけなければならない病気はこちらになります☆
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
小型犬によく見られる病気でパピヨンも年を重ねるにつれてなりやすい病気でもあります。僧帽弁(そうぼうべん)が変形したことによって、心臓内で血液が逆流する病気です。
症状
散歩中や帰宅後、夜中に疲れやすくなったり、運動したがらなくなります。進行すると呼吸困難や不整脈が出てきます。
治療法
進行を遅らすために毎日薬の服用が必要となります。
対処法
- 定期的な健康診断
- 塩分を控えた食事制限
- 運動制限
気管虚脱(きかんきょだつ)
小型犬に多い病気で、呼吸をするときに気管がつぶれてしまい、空気の通りが阻害(そがい)され、咳や呼吸困難を起こします。激しい咳が特徴です。
原因
シニア期になると筋肉が硬くなっているので、空気の通り道が狭くなっています。心臓疾患や気管支炎の咳や過呼吸が原因です。また、肥満によって気管を圧迫してしまっているケースもあります。
対処法
- 定期的な健康診断
- 肥満を予防するための食事・運動
- 散歩時は首輪からハーネスに変える

引用インスタグラム
病気を患っていますが、元気でいます♪
健康に過ごすためのボディチェック
愛犬を健康に過ごさせるためにボディチェックを行うようにしましょう☆
体全体のチェックをする
パピヨンの健康チェックは体全体をさわってあげる習慣をもちましょう☆ボディチェックはコミュニケーションの一環(いっかん)としてとても大切なことです☆背中や胸、愛犬が気持ち良いところに触れながら、チェックしましょう☆
パピヨンはシングルコートなので、ブラッシングも行うことも大切です。被毛のチェックや皮膚のチェックも同時に行いましょう♪特に梅雨の時期は毛玉になりやすいので、そのままにしておくと、衛生的に良くありません。
毛玉のもつれをとくと共に皮膚のチェックもしましょう☆炎症や脱毛がないか、掻いてしまったあとがないかチェックしましょう☆
散歩をした後に足の裏のパッドが傷ついていないか、異物が刺さっていないかチェックしましょう。また、爪が伸びていないかチェックすることも大切です☆
ワンちゃんが嫌がるおしり付近やしっぽの周辺もチェックする必要があります。優しく声をかけながら見るようにしましょう☆パピヨンが地面におしりを擦るようなしぐさをしている時は、肛門絞りが必要なサインです。
その他、おしりの周辺が汚れていないか、下痢の跡や肛門周辺の炎症はないかチェックしましょう☆
顔周りのチェックをする
愛犬の目を見て、逆さまつげになっていないか、目の炎症がないか、いつもよりまぶしそうにしてないか、痛がっている様子があれば、早めに病院へ連れて行きましょう。何らかの病気が原因で涙が多くなると、涙やけになりやすいので、涙が出ている場合は丁寧に拭き取りましょう。
パピヨンの耳は通気性は良いですが、臭いがしたり、耳の周辺が汚れていたり、耳垢(みみあか)が出てくるときは、外耳炎や耳ダニの感染などを起こしている場合があります。こういう場合は病院へ連れて行きましょう。
口の中のチェックも大切です☆ワンちゃんは歯周病になりやすく、特に老犬は注意しなければなりません。毎日の歯磨きが効果的ですが、中には歯磨きを嫌がるワンちゃんもいますので、指先に布を巻いて拭き取るようにマッサージをしてあげても効果があります。
鼻については、健康なワンちゃんであれば鼻は湿っています。乾いてしまったり、鼻水が出てしまっている場合は、体調不良になっている場合があります。早めに病院へ連れて行きましょう。
まとめ
- オスとメスで寿命に差が出ることはない
- 犬の寿命は犬種や個体によって違う
- 元気に長く暮らしていくためには食事の管理や適度な運動、定期的な健康診断が大切である
- 愛犬がだんだん衰えてしまってもコミュニケーションを大切にする
- 愛犬の体や顔のチェックを習慣に行う
皆さん、いかがでしたでしょうか?愛犬がだんだん年を取ってくると、細かな気配りが必要となって大変になるかもしれません。けれども年を取っても大切な家族に変わりはありません。
愛犬も体がどんなにつらくても一生懸命頑張っています☆ですから、悔いのないように愛犬にたくさんの愛情を与えて尽くしてあげましょう♪