今回は、皆さん誰もがご存知、人気犬種ランキングNO.1のワンちゃん、そう!!!トイプードルについてご紹介します。外ですれ違うワンちゃんも、ペットショップにいるワンちゃんも、トイプードルばかりと言いたくなるくらい、人気のワンちゃんですよね。
実は、私も以前飼っていました。トイプードルは、とっても人懐っこくて可愛く、元気で、いつもくっついてくるので、とにかく癒されます。人気NO.1なのもわかります。今回はそのトイプードルの子犬の時期の飼い方に絞ってご紹介していきたいと思います。
子犬の時期というのは、デリケートでもあり、今後の成長において、とても大切な時期となっていますので、その時期にどう過ごすかがとても重要となります。なぜそんなにも重要なのかその理由をご存知ですか?この記事を読んで頂ければ、その理由がわかるはずです!ぜひ、ご覧頂き参考にして頂ければ嬉しいです。
Contents
トイプードルの子犬がお家にやって来た!!その上手な飼い方は?
トイプードルの子犬がお家にやって来たら、注意しなくちゃいけないことがあるんです。
トイプードルの子犬がお家に来た日の注意点とは?
待ちに待ったトイプードルの子犬がお家にやって来る日、すごく楽しみでウキウキしますよね♪もうずっと一緒にいたい!ずっと抱っこしていたい!早く一緒に遊びたい!なんて思っちゃいますよね。
私もそうでした。(笑)でも、注意点があるんです。この注意点を事前に知っておくならトイプードルの子犬を迎え入れる心の準備ができると思いますよ!!では、その注意点をこれからご紹介していきます。
- トイプードルの子犬は、最初は、お家の中を興味津々にクンクン臭いを嗅ぎまわるかもしれません。その時には危険がないよう見守りながら、自由に探索させてあげましょう。
- 最初の一週間は新しい環境に慣れてもらう時間にしてあげて下さい。特に最初の3日間は優しく見守りゆっくりと休ませてあげて下さい。
- もしも夜鳴きをしてしまっても、かまってあげたくなりますが、出さずにそのままにしておきましょう。
ここで、ちょっと考えてみて下さい。もし私たちが今までの環境から出され、いきなり知らない場所、知らない環境に連れていかれたとしたらどう思いますか?それって、けっこう不安ですよね?
中にはこれから何が待ってるのかな、ワクワクなんて方もいるかもしれませんが、ほとんどの方は、不安を強く感じるのではないでしょうか?
お家に来たばかりのワンちゃんも同じです。まずは、ワンちゃんの思うままに、これから自分が住むお家を探索させてあげて下さい。かまったり、遊んだりするのはそれからです。でも!!時間を決め数分くらいにしてあげた方がいいでしょう。
まだまだ小さい子犬なので、体力もあまり無く疲れてしまいます。新しい環境にも慣れていないので、余計に疲れやストレスを感じやすいです。そのため最初の一週間はそっとしておいてあげることがワンちゃんのためになります♪
抱っこしたい気持ちとの闘いです。(笑)でも、先程考えたように、自分に置き換えて考えてみると、ワンちゃんの気持ちに寄り添うことができますね。
引用 インスタグラム
夜鳴き対策も、かわいそうと思う気持ちは良くわかりますが、そうしないと、鳴けば誰か来てくれるということを覚えて、いつでも夜鳴きをするようになってしまうんです。
なので逆に、鳴き止んだら側に行って褒めてあげると、鳴かなくても来てくれるんだということを覚えて徐々に夜鳴きはなくなるでしょう。
トイプードルの子犬の健康状態のチェック方法は?
お家に来たばかりのトイプードルの子犬は、とてもデリケートです。元気で健康的なトイプードルに育ってほしいですよね★そのためにも、初めのうちは特に健康状態をチェックしてあげて下さいね。では、どのようなことに特に気を付けてあげたら良いのかを、ご紹介していきます。
- ウンチが緩くないか
人間もそうですが、ウンチが緩く下痢ぎみの時は体調が良くない証拠です。環境の変化などでストレスがかかり、ウンチが緩くなることがあります。この状態がしばらく続くようなら、さらに体力が消耗してしまい、ワンちゃんの体に負担がかかってしまい子犬の場合は、命の危険もあるので、一度動物病院の受診をおすすめします。
- 低血糖になっていないか
低血糖と聞くと食事量が関係しているように思うかもしれませんが、トイプードルの子犬は、飼育環境が変わったことによるストレスが引き金となって、低血糖と同じ症状が出てしまうことがあるそうです。この場合も動物病院で見てもらうのが良いでしょう。
- 耳ダニはいないか
お家に来たワンちゃん、耳を頻繁にかいていませんか?その場合、耳の中に黒いアカが見えますか?もし、そうだとすると、耳ダニがいる可能性があります。動物病院で見てもらいましょう。
*耳ダニがいる原因は母親が不衛生な環境で育ったから、という訳ではありません。なぜなら、回虫などの寄生虫を介してなることがあるからです。そのような寄生虫は完全には駆除できません。
トイプードルの子犬にとって快適な飼育環境は?
子犬は抵抗力が弱いので、安心して眠れる環境を作ってあげることが大切です。子犬のうちは特に気をつけてあげたいですよね!トイプードルの子犬に限らずですが、子犬の快適な飼育環境とはどのようなものでしょうか。ご紹介していきたいと思います。
- 温度…約20℃
- 湿度…約40%~60%
- 清潔な環境。適度な換気。
- 照明などが明るすぎたり、騒音などがあまり無い環境。
- 犬がリラックスできる環境。
トイプードルの子犬のご飯のあげ方は?
皆さん、子犬の食事の回数や、食事内容ってご存知ですか?ペットショップで見かけてなんとなく知ってる、って方もいるかもしれませんね。ペットショップで売られているワンちゃんたちは、だいたい生後1ヶ月半~2ヶ月くらいですよね。
この頃の子犬は消化機能はまだ未発達なうえにトイプードルのような小型犬の胃袋は小さいので、食事の回数を分ける必要があるんです。それではこれから、それらの時期に、食事はどのくらいの回数に分けてあげるべきか、また、食事内容もご紹介していきますね。
- 生後約1ヶ月半…1日3~4回
- 生後約2ヶ月…1日2~4回
- 生後約3ヶ月…1日2~3回
- 生後約1ヶ月半…子犬用のドッグフードをふやかして潰したものに子犬用のミルクを混ぜてあげます。
- 生後約2ヶ月…子犬用ミルクは無くてよくなりますが、子犬用のドッグフードをふやかしてあげます。
- 生後約3ヶ月…この頃には歯が生えそろうのですが気持ち少しだけ、ふやかし子犬用のドライフードをあげます。
ボディーランゲージ&カーミングシグナルを知って信頼関係を築こう!!
トイプードルの子犬を飼うにあたって、知っておくと良いことがあります。それは、ボディーランゲージと、カーミングシグナルです。この言葉は聞いたことが無くても、内容を知っているものもあると思います。
これを知っているとワンちゃんが伝えたがっていることを理解してあげることができちゃうんです!
ボディーランゲージって何?
ボディーランゲージとは、犬が身体全体を使って感情を表現することを言います。犬社会の中で学び身につくもので、人間が教えることはできません。
- 片足を上げる。…集中している。
- 頭を低くして腰を上げる。…「一緒に遊ぼう」と誘っている。
- 耳、尾が下がり、腰が低くなっている。…恐れ。
- 毛を逆立て、尾を上げ、身体を大きく見せようとする。/耳、尾はやや下がり、鼻にシワを寄せながら、歯をむきだし唸り声を上げる。…挑戦的な攻撃。
- 耳、尾が下がり、腰も若干下がる。…保守的な攻撃。
- 耳、尾を下げ、姿勢を低くして、這いつくばるようにフセをして、お腹を見せる。…相手に敵意が無いことを表す。最大の服従のポーズ。
- 耳が後ろの倒れ姿勢は低く、尾を細かく早く、水平よりも下の位置で振っている。…うれしい。甘えている。
- 尾をゆったりと振って、伸びをすることもある。…リラックス。
カーミングシグナルって何?
カーミングシグナルとは犬のボディーランゲージの一種のことで、犬同士のコミュニケーションの手段です。ワンちゃんたちは、私たち人間家族にもこのシグナルを送ってくれます。
私たちが理解してあげられるように、代表的なものをご紹介していきますので、覚えてあげて、ワンちゃんたちが何を伝えたがっているのか理解してあげましょう。
- あくびをする。…自分の気持ちを静める。/相手に対して「落ち着いて」と伝える。
- 視線をそらす。…敵意、悪意がないことを伝える。
- 口をパクパクさせる。…自分の気持ちを静める。嫌がる気持ちを抑える。
- おすわりをする。…服従、安全を確保する。
- 前足を上げる。…緊張、興奮を強く落ち着かせる。
- 体を振る。…嫌がっていることをこの仕草で気持ちを落ち着かせる。
ボディーランゲージとカーミングシグナルという言葉は知らなくても、これらのワンちゃんの動作、よく見かけますよね?これらの意味を理解することでワンちゃんとのコミュニケーション、信頼関係が作りやすくなりますよ♪どんどん覚えてワンちゃんとの信頼関係を強めましょう!!
トイプードルの子犬のワクチンについて
皆さん、ワクチンの役割はご存知ですか?ワクチンは、犬種、子犬か成犬かに限らず、犬はみんなワクチン注射を打ちますよね。人間でいう、予防接種のようなものですね。トイプードルの子犬を迎え入れる前に知っておくべき知識です。ご紹介していきますね。
病気に対する免疫力をつけるために、少しだけ病原体を体内に入れて、身体に反応させることによって免疫を作るよう考え出された生物製剤のこと。
- 1回目 生後約40日頃
母犬の初乳には移行抗体があって、その効き目が薄れてきていると思われる時期。
- 2回目 生後約60日頃
- 3回目 生後約90日頃
予防できる感染症は打つ薬によるので、獣医さんと相談して決めましょう!また打った日は副作用が出るかもしれません。安静に過ごして、もし副作用が出たら病院にいきましょう。
トイプードルの子犬の社会化期って何?いつ?
皆さん、犬の社会化期という言葉はご存知ですか?ワンちゃんの生まれ持った性格はそれぞれありますが、今後、どんなワンちゃんへと成長していくかを左右するとても重要な時期なんです!この時期を大事に過ごしてあげたいですね!!
いろいろなものを見て、経験して、慣れること。
注意点!!良い経験だけを重ねてあげる。
- 例1…いろいろな年齢層の人。(子ども、男性を怖がる子が多いので、この時期になるべくたくさん会わせて慣らす。)傘やマスク、全身黒い服の人など。踏切。救急車。来客時のチャイム。花火や雷。(実際の音を聞かせるのが難しければアプリやテレビなどを利用してOK。)など。
- 例2…この時期から触られることに慣らす練習をする。どこでも触れるように少しずつ慣らす。
このようにすることで、ワンちゃんが成長した頃には、怖いものが無く快適に、そして、問題行動も起こしにくくなります。というのも、、生後8ヶ月移行「反抗期」がやって来てしまうんです。
ここでの対処がとても重要です!でも、社会化で身に着けた社会性は絶対に後々生かされますので、してあげることが大切なんです!!
生後3~12週。(生後1ヶ月弱~3ヶ月)
この頃、ワンちゃんたち、好奇心が強く恐怖心が無いんです!なので、この時期にワンちゃんが人間社会で生きていく中で出会うであろう、いろいろなものに出会わせ慣らすことが必要なんです。
ワクチンが3回終わってからじゃないと外に出しちゃダメなんじゃないの?と思った方いませんか?そう思いますよね。ワクチン3回目が終わるのがちょうど約生後3ヶ月頃ですよね。それを待っていたら、貴重な社会化期が終わってしまうんです。
じゃあどうすればいいの~?って感じですか?ぜひぜひ!抱っこした状態でお外に行って、いろいろな景色を見せたり、いろいろな音を聞かせたり、いろいろな人に会わせてみたり、してみてください。抱っこ散歩と言います。ワンちゃんが疲れない程度にどんどん抱っこ散歩をしてあげて下さい♪
引用 インスタグラム
- チャイム、電話に吠える。
- 雷・花火などの大きな音を怖がる。
- 知らない人、知らない犬に吠える。
- 救急車の音に吠える。
トイプードルの子犬の狂犬病予防接種!!
狂犬病の接種は必ず行いましょう!トイプードルの子犬を迎える時には、畜犬登録といって、自治体に登録する義務があります。これを行うと、「犬鑑札」がもらえます。これを、トイプーちゃんにつけておきましょう。「犬鑑札」は犬の戸籍、住民票のようなものです。
なので、住所が変わったり、ワンちゃんが亡くなったりした時には、届出が必要です。「犬鑑札」は、もし、はぐれてしまったり、迷子になってしまったりした時に、つけていないと所有者のない犬とみなされてしまい、保健所に収容されてしまうんです。
もしもの時のために、つけておきましょう!
そしてそして!狂犬病は哺乳類全てに感染し、治療法がなくほぼ100%死亡してしまう恐ろしい病気です!なので、必ず毎年1回狂犬病予防接種を受けさせましょう!!!
トイプードルの子犬の去勢手術・避妊手術のメリット&デメリット
ワンちゃんを飼う人は、一度は悩むのではないでしょうか。去勢手術、避妊手術をするかしないか。どちらをとってもメリットとデメリットがあります。
子犬を産ませたい!って方はもちろん去勢手術、避妊手術の選択肢は無いと思うのですが、子犬を産ませたい訳ではないという方は悩むのではないでしょうか。
私も初めてのワンちゃんの時は悩みました。では、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきます。
- 去勢手術のメリット
前立腺肥大や肛門腺周囲線腫などの発症率が低くなる。
- 避妊手術のメリット
乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、卵巣腫瘍などの発症率が低くなる。
情緒が安定する。
引用 インスタグラム
- 去勢手術のデメリット
マーキング、マウンティングなどの行動が直るとは限らない。変化が現れないこともある。
- 避妊手術のデメリット
繁殖準備に関係する体内のエネルギー消費が無くなるので、太りやすくなることがある。
失禁をするようになるケースもある。
まとめ
- お家に来た最初の一週間、特に3日間は、ゆっくり休ませてげて、新しい環境に慣れてもらう。
- 来たばかりの子犬は環境の変化などのストレスがあるため、ウンチが緩くないか、低血糖になっていないか、耳ダニがいないか、など健康状態に気をつける。
- 快適な飼育環境は、温度20℃、湿度40~60%。食事は数回に分けて、ふやかしてあげる。
- 大事な社会化期は、抱っこ散歩で、いろいろな良い経験をさせてあげよう!!
- ボディーランゲージ&カーミングシグナルを理解して信頼関係を築こう!
- ワクチン注射、狂犬病の予防接種、去勢手術・避妊手術の選択について責任を持とう!
大人気のトイプードルの子犬の飼い方の参考にしていただけたでしょうか?トイプーちゃんは、とても頭の良い犬種なので、その頭の良さを良い方向で発揮させてあげて下さいね。そのための第一歩が社会化期の実践です。ぜひ実践してあげて下さい☆
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