オオカミのような見た目と美しい目を持つシベリアンハスキー☆犬ぞりでも有名ですよね!その果敢な姿はとってもかっこいいですね♪日本では1980年代に漫画の影響からシベリアンハスキーブームが起こりました!同時にハスキーは頭が悪いと言われるようになったんです。
無駄吠え、逃走癖があり、飼いづらいなどと言われてきました。今でもその噂を信じてハスキーはバカ犬だという人もいますが、実はとても知能が高い犬種です。他の犬種と比べ、オオカミに近いハスキーは野生的な要素が強いです。ハスキーの性質を理解して、ハスキーにあったしつけ方法を行えば、問題行動は起こりません!
今回はハスキーがバカ犬なんて言われないために、ハスキーのしつけ方法と暮らす上での注意点をまとめてみました!
Contents
ハスキーのしつけ方
ハスキーは、元々は極寒の地ロシアのシベリアに住む、チュクチ族(エスキモー)達に飼われていました。犬ゾリで人荷の運搬・狩猟補助などを行う犬として重宝されてきました!非常に賢く、アメリカではドックショーで活躍していたこともあります☆

ハスキーの性格
かっこいい見た目のハスキーですが、どんな性格をしているのでしょうか?
- フレンドリー
- 明るく前向き
- めげない
- 責任感が強い
- 頑固
- 寂しがり
犬ぞり大会で、優秀な成績を収めてきたハスキー☆犬ぞりではチーム編成がつきものです。フレンドリーな性格なので、チームが変わってもすぐに馴染め、自分の本領を発揮出来る部分もハスキーが長い間活躍してきた理由なんですね!

引用 インスタグラム 猫ちゃんともこんなに仲良し!頭に乗っていても起こらない☆とっても優しい子なんですね〜!
まずは信頼関係の構築を
集団行動を長い間してきはハスキーはフレンドリーな反面、リーダーと認識しないと言うことを聞かない頑固な面があります。
とても知能が高く判断能力が優れている犬種な為、飼い主をリーダーとして相応しくないと判断すると、自ら新しいリーダーを探しに行ってしまうことも…。逃走すると言われていたのも、環境が合わず、自分のリーダーは他にいると思ってしまったのかもしれませんね!
ハスキーにリーダーとして認めてもらうためには、ただ厳しく接すればいい訳ではありません!まずは、きちんと愛情をかけて、信頼関係を築く事がとても大切です。毎日話しかけ、遊びコミュニケーションを沢山取りましょう!
『おすわり』と『まて』を教える
基本のコマンドの中でもとても重要なのが、『おすわり』と『まて』です。これは飼い主と犬の信頼関係を築く上で大切なコミュニケーションになるので、ぜひ実践してください!
この2つを外でもしっかりと出来るようになると、お散歩や出かけをしても、興奮せず対処できるようになります!一緒に出かける場所の幅もグンと広がりますよー☆
引用 YouTube
こちらの動画を見れば、おすわりとまてのコマンドが覚えられるようになります☆何度も見て、実践してみてください!

リーダーウォークで主導権を
中型犬〜大型犬にもなるサイズのハスキーは、室内の運動だけでは物足りない為、外での運動が必要になります!外に出たときに、主導権を飼い主が握る散歩の仕方をしないと、周囲の人に怪我をさせてしまう可能性があります。
- わんちゃんを左側に歩かせる
- リードを短く持つ
- 歩幅を合わせて歩かせる
- リードは常に少したるむように
- 引っ張ったら止まるの繰り返し

子犬の頃からリーダーウォークを徹底し、主導権を飼い主が握りましょう!リーダーウォークをすることで飼い主をリーダーだと信頼することにも繋がりますよ♪
飼うときの注意点
ハスキーの性格や体質から一緒に暮らす上で気をつけて欲しい事があります!しつけももちろん重要ですが、ハスキーにあった環境を整えてあげないと、無駄吠えや破壊するなどの問題行動に繋がってしまいます。楽しく暮らすためのポイントを見ていきましょう☆
室内飼いをする
室内飼いが主流になりつつありますが、番犬としての歴史がある日本では、特に大きな体の犬種は外で飼われている事が多いです。群れで生きてきたハスキーにとって外で飼い主から離されて過ごす事は、とても寂しいんです。室内飼いで一緒に過ごしてあげましょう☆

たくさん運動させる
ハスキーは犬ぞりで活躍してきた程の犬種なので体力があります。ただ家にいるだけだと体力が有り余り、物を破壊してしまったり、ストレスから無駄吠えに繋がる可能性もあります。
少なくとも1日に1〜2時間以上の散歩や運動をさせてあげましょう!たくさん運動することで、ストレスも軽減され、しつけも行いやすくなります!
引用 インスタグラム

ブラッシング
極寒の地で育ってきたハスキーは寒さに負けないために、とっても毛が多いです。寒さには強いですが、暑さに弱い弱いため特に夏場の毛のお手入れは必須☆冬でも放置していると皮膚病につながってしまう事もあるので、毎日ブラッシングしてあげましょう♪

引用 インスタグラム すっごい量が取れましたねー!ハスキーも気持ち良さそうですね☆
まとめ
- ハスキーのしつけは信頼関係を築くことから始める
- おすわり、まてのコマンドをしっかりと
- リーダーウォークで主導権を握る
- ハスキーの性質を理解し、生活環境を整える
ハスキーは頭が悪いのではなく、頭が良いからこそ、飼い主が自分にとっての良いリーダーか判断する事ができるんですね!一度リーダーとして認められれば、しつけはすんなりといきますよ☆
たくさんコミュニケーションをとり、信頼関係を築いて、正しいしつけ方をして、ハスキーが離れたくなくなるような飼い主になりましょう♪