みなさんはスタンダードプードルをご存知ですか?日本で最も人気のあるプードルの中で、一番大きな体をしています♪
日本で最大の犬籍登録団体の、ジャパンケネラルクラブ(JKC)では75,149頭のプードルが登録されています。スタンダードプードルはその内、681頭登録されているそうです☆
今回は、気品たっぷりで美しい姿をしているスタンダードプードルの子犬の飼い方についてご紹介したいと思います♪
Contents
スタンダードプードルの子犬の飼い方♪
スタンダードプードルの子犬と暮らすために、まず飼い主さんができることからお伝えします☆
お迎え前の準備☆
スタンダードプードルの子犬をお迎えする前に、必要なものは一通りそろえておきましょう♪
- ケージ
- ベッド
- トイレトレー、シート
- 首輪(またはハーネス)、リード
- ドッグフード
- 丈夫な食器
- おもちゃ
- ブラシ
- 歯磨きや耳のケアグッズ
- シャンプー、リンス
スタンダードプードルは、体大きく運動神経も良い犬種のため屋根がついているケージや、飛び出せないようになっているケージを選びましょう♪また食器は、アレルギーにも考慮(こうりょ)して陶器やステンレスの食器がオススメです!
引用インスタグラム

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子犬のころから、しっかりとしつけを!
スタンダードプードルは、どんな性格をしているのでしょうか?
- 陽気で温厚
- 好奇心旺盛
- 運動神経が良い
- 人懐っこい
- 賢い
人懐っこく温厚な性格なので、マンションや集合住宅での飼育にも向いている犬種です♪
その反面、ひとりぼっちにされるのはとても苦手です。一人の時間が長くなりすぎると、ストレスがたまりやすくなり問題行動に繋がりやすい犬種でもあります。
そのため意外と思われるかもしれませんが、室内飼い向きの犬種です☆
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しつけの方法☆
しつけと言っても、トイレトレーニングやマテなどの指示を教えたり、社会化トレーニングなどたくさんありますよね♪
今回は、その中でも大変だとよく言われるトイレトレーニングと噛まないようにするしつけ方法を、ご紹介します☆
お迎えしたその日が、トイレトレーニングを始める日
トイレトレーニングを簡単に説明すると、お家の中のどこでトイレをしていいのか教えてあげることです☆
お家に来てすぐだと家に慣れていなかったり、子犬だからもう少ししてから・・・と思いがちですが、それでは愛犬が「お家の中はどこでトイレをしてもいい」と勘違いしてしまいます。お家に来た日から、少しずつ教えてあげることが大切です!
まずトイレトレーニングに必要なものを、確認してみましょう☆
- トイレ用のケージまたはサークル
- トイレトレー
- トイレシーツ
よくトイレと休むためのケージがつながっているものもありますが、どんな犬種でも自分の体や自分が休む場所を汚さない習性があります。できれば、トイレと休むためのケージは別室にするか、距離を離してあげた方がスムーズに覚えてくれます☆
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トイレトレーニングの実践!
次に、トイレトレーニングの手順をご紹介します♪
- ハウスやケージから愛犬を出してあげましょう
- 愛犬の様子を確認して、愛犬のトイレのタイミングを待ちましょう
- トイレをしたい様子を見せたら、用意しておいたトイレ用サークルに移動させましょう
- 上手く排泄が出来たら、たくさん褒めて遊んであげましょう
飼い主さんにとって一番大切なことは、愛犬がトイレをしたくなったときの様子を覚えておくことです☆一般的には、床の臭いを嗅ぎ出したり、クルクルと回る仕草を見せるときがトイレがしたいときの様子だそうです!
また大げさすぎかな?と思うほど褒めてあげるのも大事なポイントですよ♪
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噛みグセのしつけ♪
子犬のころは、歯の生え変わりや好奇心などでとにかく手や物を噛みますよね。可愛いからと、そのままにしていると噛むことがクセになってしまい、ケガをさせてしまう可能性があります。
スタンダードプードルは、大型犬のため力も強く噛みグセがつくと飼い主さんでもしつけが難しくなります。トイレと同じく、早めのしつけを心がけましょう☆
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噛みグセのしつけ方法★
まず噛まれては困るものや、噛んでしまうと危険なものは、愛犬の届く範囲に置かないようにしましょう♪
- 噛んではいけないものや、人の手を噛んだら一度遊びを中断します
- 短く「コラ」や「ダメ」と叱ります
- 噛んでも良いおもちゃを与えます
- これを繰り返します
子犬のころは、歯の生え変わりからくるかゆみで噛むことが多いようです。子犬と言えど、鋭い歯が当たると痛いですよね。
噛んで良いものも、噛んではいけないものも、愛犬からすると違いが分かりません。根気よくしつけをしていくと、違いが少しずつ分かるようになります♪
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スタンダードプードルのお手入れ方法!
スタンダードプードルは、体臭や抜け毛がほとんどない犬種です♪そんなスタンダードプードルのお手入れは、どうすればいいのでしょうか?
ブラッシングは毎日が理想的♪
スタンダードプードルは、密集した被毛(ひもう)が絡まりやすく毛玉ができやすい犬種です。そのため朝晩2回のブラッシングが理想的です♪
スタンダードプードルにオススメのブラシをご紹介します!
- スリッカーブラシ:「く」の字に曲がった小さいピンが並んだブラシ
- コーム:細長い歯が一直線に並んだ、くし
スリッカーブラシは、絡まった部分をほぐすことができます♪コームは、コームに引っかかった抜け毛を取り除いてお手入れすることができます☆ブラッシングには、血行を良くするマッサージ効果や飼い主さんとのふれあいによるリラックス効果もあるので、積極的にしましょう♪
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トリミングも定期的にしましょう☆
スタンダードプードルの被毛は、放っておくとどんどん伸びていきます。被毛の伸びるスピードも速いため、目安ですが3~6週間おきにトリミングをした方が良いそうです♪
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スタンダードプードルがかかりやすい病気
かかりやすい病気についても、ご紹介します。
- アジソン病
- 骨折
- 関節炎
- 胃捻転(いねんてん)
- 皮脂炎腺(ひしえんせん)

アジソン病
ホルモンの病気で、とても珍しい病気です。症状は、倒れたり嘔吐(おうと)や下痢(げり)が見られます。ストレスがかかるとひどくなるので、ストレスのない生活環境を作ることが必要です。
骨折
スタンダードプードルは、活発な子が多いためジャンプなどの衝撃(しょうげき)で骨折してしまうことがあります。高いところから降りる時などは、飼い主さんも注意してあげましょう。
関節炎
骨折と同じで、活発なスタンダードプードルは関節炎も起こしやすい犬種です。骨折に比べると痛みがない場合もあるので、飼い主さんは歩き方などいつもと違うところがないか確認してあげましょう。硬い地面での運動や、室内の床は滑りにくくする工夫も大切です。
胃捻転
スタンダードプードルだけでなく、大型犬がなりやすい病気です。胃がねじれてしまう病気で、元気がなかったり、よだれが大量に出ている場合は早めに獣医さんに相談しましょう。
皮脂炎腺
皮膚を乾燥から防ぐ役目の皮脂を出す腺が、炎症を起こしてしまう病気です。最終的には、皮脂の腺が機能しなくなりうろこ状の皮膚になってしまいます。日ごろからブラッシングなどで、炎症が起こらないようにケアしましょう。

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ほかにもスタンダードプードルについてオススメの記事があります☆

まとめ
- お迎えする前に愛犬グッズを用意しておきましょう
- スタンダードプードルは温厚で賢い犬種ですが、しつけはしっかりしましょう♪
- トイレトレーニングは、お迎えしたその日から★
- 噛みグセのしつけは、根気よく楽しくおこないましょう!
- 毎日のブラッシングや定期的なトリミングで、健康な被毛を保ちましょう
- かかりやすい病気を理解し、早期発見できるようにしましょう
いかがでしたでしょうか?スタンダードプードルは、人懐っこくて賢いので一緒に暮らしやすいことが分かりましたね!
抜け毛や体臭も少ないですが、日常的にブラッシングなどのケアやトリミングの必要があります。愛犬の体に触れることで、小さな体調や体の変化にも気づくことができます♪しつけやケアは、飼い主さんも愛犬と一緒に楽しみながら行いましょう☆
健康やしつけをしっかり行い、愛犬と楽しい暮らしを満喫(まんきつ)しましょう♪